Blue Syndrome 劇団ゼロ/2005夏季公演
Blue Syndrome

原作/Marie
演出/松井直一

久留米公演
7月29日(金)
えーるピア久留米
視聴覚ホール →詳細情報

開演 18:30(開場 18:00) 



入場料
前売:大人 800円 中学生以下 600円
当日:大人 999円 中学生以下 800円

問い合わせ → mail



CAST
谷口ユミ
精神科医 福地麻里子
米倉加代
青嫌いの患者 松本絵理花
山岡新太郎
青好きの患者 轟陽信
音無花子
看護士 鑓水江里香
宮 五月
保育士 高田由理
森野熊蔵
宮の同僚 三栖徹也
山岡青子
山岡の妻 松村友紀子
山岡青乃
山岡の娘 田中絹子
山岡青太郎
山岡の息子    ?
赤好きの男
患者 吉田圭範
赤嫌いの女
患者 齋藤綾香
STAFF
足立久美子
田村好恵 藤岡さゆり
ストーリー
精神科医の谷口ユミの元に訪れた、対照的な症状をもった二人の患者、山岡と米倉。極度の青嫌いと青好きであるふたりは、なぜか同じ日に彼女の元に訪れた。
この出会いに強く興味を持ったユミは、幾度かのカウンセリングを重ねた後、ふたりを実験的に対面させる計画を立てる。
当初、反発しあってばかりいた二人だったが、正反対の性格をもつ相手を気遣う内に、いつしか互いに惹かれあっていく。しかし、ふたりの間には「青嫌い×青好き」という問題以前の隔たりがあった……。

青い空を見上げて    軣陽信

劇団ゼロは、演出の松井先生を中心に、
過去に彼の生徒だった社会人と
現役バリバリの高校生が集まって
活動している演劇集団です。
作風は『ミステリアスな非日常』を基調とし、
公演を観た夜、眠ろうと目をつぶったときに
ふと思い返してしまい、そのまま眠れなくなる様な、
暗く重いストーリーを売りとしてきました。

しかし、団員の低年齢化に伴い、
多様な意見が飛び交う中で
「ミステリアスなのに、何故かほっとする」
そんな感想を観客のみなさんに
感じてほしいと思うようになりました。
「ミステリアス・サスペンスだけじゃ、つまらない」
とも。

今回の脚本は、Marieさんが作り上げました。
劇団ゼロにとって、初の完全オリジナルです。


一番遠くて、近い青   Marie

空や海を見ていて、きれいだなと思う反面、
どこか哀しい気持ちになることはありませんか?

青…
それは、いま自分が立つ位置を
はっきりとおしえてくれる色です。
消して戻ることのできない過去を、
無意識に思い出させることで。
大人になった私たちは、
後戻りできないことを知ってしまったから、
だからどんな過去も受けとめて、
今より先に進まなきゃいけない。
ときにやさしく、ときには残酷に、
空の青、海の青は訴えています。

「私、青い色が嫌いなんです」「僕は青い色が好きです」
この物語はそんなふたりの出会いから始まる……。

すべてがハッピーエンドとはいきませんが、
終わったあとの安堵感と、眠るときまで胸に残る
心地よいドキドキは保証します。









(c)Marie/Act-Zero
劇団ゼロ/福岡県久留米市
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